リンサイです。
ディズニーのアトラクション「ミッションスペース」を知ってますか?
現在、新バージョンなど出ていますが、演出を工夫することで、同じ商品なのに片方は爆発的な人気にしているのです。
この演出がマーケにはめちゃくちゃ、重要です。
ミッションスペースのオレンジチケット
ミッションスペースにはオレンジチケットとグリーンチケットがあるのですが、列に並ぶとスタッフにどちらを選ぶかを聞かれます。
お客さん:「どう違うの?」
スタッフ:「オレンジはエキサイティングでスリルがあります。グリーンは子どもやお年寄り向きです」
これは、乗り物によりGがかかることによるもので、体調や気持ちの面で穏やかに乗りたい人のためにグリーンを用意したようです。
多くの人がオレンジを選びます。
ここからが演出力がエグイです。
チケットにはかなり過激な文言が書かれています
要するに「吐き気や死を覚悟しておいてください。」と。
恐怖を煽りつつ、どうなるのだろうと興奮していくのです。
歩いていくとドンドン警告がでてきます。
「このコースはオレンジですよ。本当にいいですか?」
「今ならグリーンに移れますよ。」
何度も警告がくるので、期待と不安で入り混じってきています。
中に数人、グリーンへ移動しますが、逆に残った人で団結力を高めていくのです。
中にはLINEで友達にメッセージを送ったり、電話して
「今からオレンジにのるけど、お前もすぐに来い」
という状況にまでなっています。
このように並んでいる間に気持ちをめっちゃ高めています。
最後には、エチケット袋が渡されます
実際に渡すことで、本当に吐くかもしれないと想像させているのです。
心理的に高める演出→期待と興奮→エチケット袋で想像させる→さらに、期待と興奮
体験すると内容もいいのでお客さんは満足して、もう1回乗りたいと絶叫する人もいます。
一方のグリーンチケットの内容はどうなの?と気になる方もいると思いますが、内容はほぼ同じでして、Gのかけ方が違うだけです。
SNSマーケに利用すると
いつも発信している内容に被るのですが、ディズニー戦略とSNS戦略を対比しながら説明しますね。
並んでいる間にお客さんに、期待を高めさせる仕掛けが
Twitterでの「商品販売の告知のツイート」から「販売に向けての一連のツイート」です。
ディズニーでは待っている間に危険かもしれないと思いながらミッションスペースの体験をワクワクしながら並んでいました。
Twitterの投稿でも自分の商品の良さを伝えつつ、「販売を今か今か」と待ち焦がれる投稿をし続ける。
・読者の商品を購入したらどんな希望の未来がくるのかを想像させる。
・商品の必要性を教えていく
・販売開始になるとすぐに行動するように教育する
Twitterの投稿でいかに商品まで一直線で走れるように投稿するかだけです。
エチケット袋の使用の部分は予想外の内容で、いかにこのオレンジチケットがヤバいかを証明しているので、コンテンツ販売に置き換えるのなら、購入者の音声インタビューなどいいのではないでしょうか?
びっくりしつつ、本当なんだと思わせると、成約率はバカ上りではないでしょうか?
対比で片方の価値を高める
人は2つ選択肢を与えて、明らかに差があれば、よりよい方をすぐに選ぶ傾向があります
オレンジチケット:エキサイティング&スリリング
グリーンチケット:お年寄り&子ども向け
当然、オレンジに人気が集まります。
これを商品販売で展開すると
FXの商品を売る場合、高月利なものはハイリターンがあるけど、ハイリスクという教育をします。
資金が溶けた苦い経験のある人が多いので、そういう人をターゲットにして
・月利70%の爆益EA
・月利5%の超安定型EA
教育ができていれば5%の方がバカ売れになるはずです。
高月利を追い求めると、一時的には儲かって興奮するのですが、結局は損することをちゃんと教育できているのが前提ですけど。
副業で稼ぐという選択のなかで、
・自分のスキルを身に付けて稼ぐ方法
・FXなどで博打的要素で稼ぐ方法
多くの人はラクなのでFXなどに頼りがちですが、そうではなく、自分のスキルを身に付ける方法こそが最強と教育するのです。
たとえば、コピーライティングスキルは流行り廃りがなく恒久的に使えます。
人間を文章で行動させるのですが、人の性質(本能)は変わらないので、どういう風に書けば行動したくなるかが決まっている。
それはほぼ知識で、暗記ゲーなのです。
いかにライティングスキルをあげることが簡単で恒久的なので効率的かを語っていくことで欲求喚起していく。
対比を際立たせて、オファーすると非常に売れやすいです。
パッケージを変える戦略も
たとえば、インスタの教材を売る場合でも、パッケージを売りたい顧客に合わせて変えるだけで売上が大きく変わります。
副業で稼ぎたい人には
「初心者でも45日で商品がバコバコに売れるインスタ投稿で無双する方法」
が刺さりますが、女子高生には全く刺さりません。
ですが、
「可愛く作った自分のプロフをバズらせイケメンにフォローさせる裏技」
ならめっちゃ刺さります。
内容は全く同じでも、タイトルを変えるだけで、違う商品のように見え、お客さんのニーズを満たすものになるのです。
まとめ
マーケティングを学ぶ題材は結構、あちこちに転がっています。
今後もブログでも発信していきますが、ブログの記事にせず、下記の公式マガジンでのみ配信する情報も結構あります。
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要は、表では発信しない情報なども濃い発信をしていますので是非ともチェックしてみてください