リンサイです。
20代~30代前半の若い人は知らないかと思うが、今から25年ほど前、大騒ぎした「ノーパンしゃぶしゃぶ事件」
当時、若かったリンサイも友人と「えーなあ」と冗談半分で話題にしたのを思い出します。
お金の出どころについて考察してみます
ノーパンしゃぶしゃぶ事件とは
新宿歌舞伎町のノーパンしゃぶしゃぶ店があったのですが、簡単に言うと
しゃぶしゃぶ店+風俗店
だったのですが、風俗店としての問題ではないのです。
金融機関への便宜供与の見返りとして大蔵省への接待が問題でして、そこに使われたのがノーパンしゃぶしゃぶ店だったのです。
知らない方もいると思うので、ある漫画によると
さらに当時、店を利用した方のコメントによると
「ミニスカート姿の若い女性がしゃぶしゃぶを運んできて、部屋に入ると下着を脱ぎ、掘りごたつになっている客の隣に座ったりした」
「接待してくれる女の子のレベルは、総じて高かった。天井から酒のボトルが吊り下がっていて、酒の注文が入ると、女の子がテーブルの上に立つので、スカートの中をのぞける仕組みになっていた」
「テーブルの下にはビデオカメラが設置され、チップを払えば、モニター画面を通じ、座っている女性のスカートの中も見ることができた」
「料金は、チップを含め一人あたり、2万円は超えていた」引用;president.jp
ドラマ「半沢直樹」によくでてきる、金融庁調査です。
あの日程を大蔵省(今は財務省に改編されています)の職員を接待して聞きだすのに
ノーパンしゃぶしゃぶを使ったわけです。
睨みあっている2人(監査される側とする側)が癒着していた事件です。
イメージは湧いたでしょうか?
今回はこのノーパンしゃぶしゃぶへの支払う財布についての話です
他人の財布を狙え
接待費
ノーパンしゃぶしゃぶに自腹で行く人もいるかもしれません。
1人の料金が2万円のようです。
さらに、オプションで、チップ代がいくらかかかったようです。
しゃぶしゃぶを食べるのに、風俗サービスでノーパンの女性がつくだけで、2万円以上かかるのは、ぼったくりのイメージがあります。
自腹で行く、行かないは人の価値感なのでなんとも言えませんが、これが商売として成り立つのは銀行(金融会社)側の接待費だからです。
会社のお金で、しかも経費です。
チップ代が5000円とすると1人25000円も取れるのですから、まさにぼったりです。
出どころが自分の財布でない場合はサービスを提供する側の価格設定は高くても認められます。
個人で利用する場合、同じサービスをするのに5000円でも微妙な感じですよね。
・お客さんが自分の財布のとき・・・購入するのに真剣に考える
・お客さんが他人(会社など)のとき・・・散財する
結婚式
結婚式の支払いも他人の財布をあてにしています。
親からの援助もあるし、祖父母や来場者からのご祝儀という臨時収入も見込めます。
そこに「あまり貧相な式にするとみっともないとか、一生に一度のことだから」ということから高額なものに対する出費も抵抗なくなっています。
自分の財布だけではないので、高単価な式が売れていきます
葬式
基本的に遺産が回って支払われる性質なのでこれも他人の財布になります。
香典という臨時収入もありますよね。
戒名も立派な物にしないと亡くなった方に失礼ということから結構な出費もしてしまいます。
この発想をあなたのコンテンツ販売に利用するとどういうパターンがあるかを考えてみましょう。
コンテンツを売るとき他人の財布を狙うには
〇個人の消費者がターゲットの場合
必ずしも効果があるかはわかりませんが、旦那のクレカを使う主婦は狙い目かもしれません。
主婦の方が家計全般を管理している場合はあまりあてはまらない可能性があります。
〇企業がターゲットの場合
小さな会社の場合、たとえば個人事業主の場合、社長自らがすべてを管理するので財布の紐は固いと思います。
やや大きめの会社になると、他人の財布になりがちなので成約率はあがるはずです。
〇補助金とセットにする
物にによれば補助金がもらえる場合があり、それと組み合わせることができる商品の場合、
補助金をあてにした他人の財布になります。
・企業に対するIT導入の補助金
パソコン販売、LINEステップ構築、会計ソフトなど
・災害の修理に関するもの
修理が各部品(電気、屋根、ガラスなど)
・企業に関する補助金
人材確保、宿泊施設向上、原油高騰による光熱費補助
話がズレますがあなたが個人事業主の場合、購入する側のとき、自分で補助金を利用できないのかを考える習慣をもっておくことはめっちゃ大事です。
まとめ
25年前に社会問題になったノーパンしゃぶしゃぶ事件から他人の財布がいかに狙い目で高単価なものが売れて行くかを紹介しました。
マーケティングを学ぶ題材は結構、あちこちに転がっています。
今後もブログでも発信していきますが、ブログの記事にせず、下記の公式マガジンでのみ配信する情報も結構あります。
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