リンサイです。
ネットの情報で面白いラーメン屋をみつけました
埼玉県にあるラーメン屋ですが「握手券」を10円で販売していて、さらにお店にもお客さんを楽しませる仕掛けが満載とのこと。
実は、ライバルの勝つため、店長がマーケティング戦略としてやっていることのようです。
この店の面白い仕掛けと、もし僕がラーメン店の売上改善のコンサルをするならどんな施策をするかの記事を書いていきます。
ラーメン屋「上気元いただき」の面白い仕掛けとは
握手券
本来は、握手券とはアイドルなどのイベントでお馴染みの商材のひとつ。
ラーメン屋で握手券とはどういうこと?
なんと10円で販売されているのですが
握手券を購入すると
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このように店長さんと握手ができる?
出典;ロケットニュース
食券を購入する自動販売機にボタンがあるので
1.お客さんが食券を購入の際に「握手券」を見る
2.お客さんが質問
3.店長が「ラーメンがおいしいのなら、インスタで写真を上げてほしい」と説明
4.お客さんが投稿
5.口コミの拡散
なかなか面白い作戦ですね。
店長さんは関西人顔負けのユニークな人のようです。
ちょっと記事をみて楽しかったです
バス停のボタンでクマ出現?
出典;ロケットニュース
ボタンを押すと
メッチャ期待したのですが….
お客さんを楽しませようとする遊び心は見事です。
看板にも注目しました
防犯ガメラや相撲王エリア
なかなか面白い店かと思います
話題作りはとってもいいですよね。
参考元の記事を読むと、うまいラーメンを作るだけならライバルに勝てないということから
このような企画をされたようです。
ラーメン作る人に職人気質の人が多く、いいものを作れば売れると信じ切って、マーケティング戦略がなく、店を閉める人が多いのが実情です。
ここの店長の岸岡さんは、ラーメンのおいしさとマーケティングともに優れているのではないでしょうか?
この紹介で終わると、私がマーケティングなどの情報発信している意味がないので、「僕ならマーケティングでこのように売り上げを上げる」という視点で書いていこうと思います。
※岸岡さんのやり方にケチをつけている訳ではないです。岸岡さんがそのように感じられるかもしれないので謝っておきます。🙇
ラーメン店の売上を伸ばすなら
握手券の企画を尖れせるのですが
インスタ伸ばしたい女子大生を雇う
「上気元いただき」さんのインスタをみると、お客さんとの画像が頻繁にアップされていています。
これはいいのですが、さらに拡散してもらう方法はないかを考えると、お客さんの立場からして、店長の岸岡さんと握手してトキメクでしょうか?
「ラーメン食べに行き、うまかった。店長と握手して写真撮って…..」でお客さんは終わっているかもしれません。
お客さんからすると、めっちゃ可愛い女子大生と握手できるの方がトキメクと思うのですが。
そして、その女子大生から、
①インスタで投稿してほしい
②いいねが何個以上(レビュー数が何個以上)だったら次回来店時は20%オフ
など、口コミが広がる戦略を入れたいですね。
じゃあ、女子大生はどこから連れてくるかですが。
「インスタを伸ばしたい可愛い女子大生」で高めの値段でアルバイトを募集するのです。
インスタを伸ばしたい&可愛いいは共に大事です。
男性からすると、美味しいラーメンも食べたいし、おまけに可愛い女子大生と10円で握手できる方が欲求喚起されますよね。
おじさん店長と握手してもワクワクしません。
インスタを伸ばしたい女子大生も結構いるはずです。
女子大生にとっては高めのバイト料とインスタを伸ばせる承認欲求、これらは結構刺さると思います。
バイトのオファーの仕方次第ではいい人材は見つかるはずです。
女子大生も「グルメ通のポジション」と「顔で選ばれたキャンペーンガールとしてのポジション」はインスタ伸ばすのに有利なはずです。
女子大生が影響力をもつぐらいインスタが伸びると店の宣伝効果は大きくなります
インフルエンサーに依頼
もっと手っ取り早いのは、インフルエンサーに直接、宣伝を頼む方法です。
ごく普通の依頼ではあるのですが。
インフルエンサー女子でも近隣に住んでいる人でグルメ通な人を探して依頼するのがいいかと思います。
初めは仕事として依頼しますが、ラーメン好きなインフルエンサー女子なら、向こうからその後、食べにくることも十分にあります。
来店したとき、インスタで投稿をアップしてもらうと半額にしますなど約束しておくと、来店頻度もあがり、その都度、タダで宣伝してもらえます。
ラーメン好きな方は、遠い所に車でラーメン食べに行くのに生きがいを感じている人も多いので、インフルエンサーによる拡散は大きな宣伝になるかと思います。
店長の漫画を作る
握手券を発行するぐらいなので社交的な方だろうし、人間的な魅力も十分に持っておられると思います。
さらにファン化すると、女子大生の握手だけではなく、岸岡さんのファンにして、岸岡さんの作ったラーメンを食べたいにするのが最高です。
小冊子でいいので岸岡さんのラーメン作りの至る漫画を作るのです。
ラーメン店を持つようになった経緯や、ラーメンへのこだわりなど、ラーメンを待つ間に3~5分程度で読める漫画を作り、各テーブルにメニュー表と一緒に置いておくのです。
人はその人の背景を知るとファンになりやすいです。
ネットビジネスでもよく使う手法です。
実は僕も使っています。
お客さんの声をリールなどで流す
岸岡さんのインスタにはお客さんと握手の画像を使ったフィード投稿が多数あります。
素晴らしいです。
食べたあとの感想などショート動画で流せればもっといいと感じました。
店長さんがするのはとても手間なので、バイトの女子大生にやってもらうのです。
お客さんも文章を書くとなると手間ですが、しゃべるのなら結構楽ですよね。
「970円のマー鶏ックスを食べました。スープが○○、味が○○…..」という具合に食べたラーメンについての口コミをリールで投稿すると、バズる可能性もあります。
1つずつの商品の情報が発信された方が食べたいという欲求が刺激されやすいです。
まとめ
マーケティングを学ぶと、自分ならこういう経営方針をたてるなあという思考が働き、楽しくなります。
勝手に企業さんにコンサルしてしまいました(笑)
知識を入れて、その知識を生かして売上を上げるにはどうするかを考えると非常に楽しいです。
ラーメン店「上気元いただき」さんの情報を載せておきます。
マーケティングなどネットビジネスで稼ぐための情報を公式LINEで発信しています。
ブログなどのテキスト、さらに動画での発信もしています。
また、表では発信しない情報なども濃い発信をしていますので是非ともチェックしてみてください