リンサイです。
「儲」という文字は「信者」になっているのに気づいていましたか?
儲かるビジネスを考えるとき、欠かせないのが信者ビジネスです。
この記事では信者ビジネスの実例やその構造について解説していきます
信者ビジネスの実例
Apple製品
Apple製品を使う方はAppleを使うことが1つのステータスのように感じているのではないでしょうか?
スマホやPCの枠を超えて
・シンプルな操作性
・美しいデザイン
というコンセプトに加え、ジョブズのカリスマ性もあり、まさに1つの宗教のように感じます。
ここまでファン化すると、リピーターうんぬんではなく、新興宗教に入って抜けられない状態のように思います。
ちなみに私はスマホはアンドロイドですし。PCもWindowsです。
スタバ
スタバのマーケティング戦略はあらゆる点で勉強になります。
コーヒー店のブランディング戦略は見事です。
スタバってテレビCMをしないのって知ってました。
来店したお客さんに徹底したサービスをして満足度を上げます。
信者ビジネスのノウハウをアルバイトまで拡張しているのがエグイです。
スターバックの時給は各都道府県の最低レベルなんですが、それでも「スタバが好きで
働きたい」という人を多く生み出しています。
これは「ブラックエプロン」という仕組みをつくっているから。
ブラックエプロンと通常の緑のエプロンのバリスタに違いがあり、ブラックエプロンを身に付けるのは一流の証明なんですね。
出典;saredocoffee
スタバのブラックエプロンは、
年に一度の社内試験に合格したバリスタだけが手に入れられるコーヒーマスターの証。(合格率は約1割)
一度合格したらそれでOKではなく、ブラックエプロンバリスタであり続けるには、毎年試験に合格し続けなければいけない。
その使命は「コーヒーの楽しみ方をより多くの人に伝えること」
このブラックエプロンという憧れのシンボルを作ることで「より優れたスタバ店員になりたい」とうい情熱を掻き立て、店員としてのロイヤリティを上げています。
安価な人件費で、質の高いサービスを提供する仕組みです。
信者ビジネスが儲かる理由
まず、ここで断っておきたいことが1つあるのですが、信者ビジネスを検索すると
悪い意味での信者ビジネスも書かれています
たとえば
信者ビジネスとは
・タレントやインフルエンサーが、自信を盲信しているユーザー(信者)を相手に、利益を搾取するビジネス
・オンラインサロン等で運営されており、「信者を食い物にしている」「情弱から搾取している」と揶揄されるビジネス
もちろん、情弱から騙し取るようなものは論外ですが、私がここで話題にしたいのは
・ブランディング戦略により熱狂的にファン化されたビジネス
になります。
騙すのと正反対にある内容になります。
儲かる構造は基本的に3つです
1.愛用者が口コミでドンドン宣伝してくれる
2.愛用者が使い続けるのでLTVが上がる
3.引き抜きなどが起こりにくい
ここで
LTVとは
Life Time Valueの略で顧客生涯価値。
1人の顧客が生涯でどれだけ自社の商品やサービスを利用するか
特に信者ビジネスで大事な点は「宗教と同じ構造」になっていることです。
キリスト教、仏教、イスラム教でも「教祖」「教典」「教会」があります。
この3つをしっかり備えておくことが大事です。
特に教典の部分は会社の理念や商品のコンセプトにあたるので超絶重要です。
この3つがしっかりしていると、お客さんも、社員も忠誠を誓って離れないでしょう。
あなたのネットビジネスに取り入れる
信者ビジネスはLTVが上がります。
新規集客のコストは既存の客の教育のコストの6倍かかると言われています。
集客合戦に巻き込まれて疲弊している人をよく見かけますが、そうではなく、太客を作りましょう。
太客を作るビジネスモデルがこの信者ビジネスです。
Appleやスタバの企業の大きさから、自分には無理という発想にならず、あなたがかかわったお客さん1人1人に誠心誠意、対応していくことが大事です。
コーヒーの良さを伝えようとするスタバのブラックエプロンのように。