リンサイです。
ネットビジネスで稼げるようになると、他のビジネスにも横展開が可能になります。
ネット以外のオフラインのビジネスでも普通に学んだ知識が通用します。
逆に、ネットで常識のことを知らない場合も多く、そういう意味ではチャンスはゴロゴロとしているはずです。
地方のホテルの経営が厳しい場合、どういったことをしていくかの施策をまとめてみました。
リサーチ
どんな商売でも大切なことは、リサーチです。
儲かっているホテルのリサーチから。
これはネットビジネスでもオフラインのビジネスでも全く同じです。
その市場での勝ち組をリサーチし、共通点を書き出し、やっていないことをマネしていくだけです。
いろいろ試しながら修正していくのです。
５つのマーケティング戦略
この５つをするだけでかなり売上が上がるのではないでしょうか？
もちろん、実際にやる場合は、小さいテストを繰り返し行い、検証していくことが求められています。
今回は、地方のホテルでお客さんが減ってきている状況での話です。
SNS発信は地域のニーズ上げから
ホテルのスタッフがTwitterやインスタなどSNSで発信するときに多くの人が犯しがちなミスはひたすら自分のホテルの宣伝をすることです。
これは、やってはいけません。
いきなり、自分のホテルの売り込みをされても見ている人は離れていってしまいます。
まずは自分の地域に旅行に行きたいという欲求を喚起することからです。
竹富島の海が透明すぎた pic.twitter.com/pM0LPBrJil
— 佐々木優弥 / STAR RESORT (@hksh) July 11, 2022
このような美しい自然の画像などを投稿することで、「そこへ行きたい、旅行したい」という欲求喚起からです。
投稿の中に自分のホテルの宣伝の投稿も少しずつ混ぜていくのです。
その宣伝も、他人の投稿をリツイートした方が効果的です。
話題のTHIRD石垣島 @hotel_THIRD
本当に噂通り良いのか？と若干の疑念を抱きながら泊まったけど…
結論良かったです🥺笑石垣島から離島行く人は必ず泊まって良いホテル🏝️ pic.twitter.com/GW7iRhRyGl
— N💄 (@N_letustweet) October 27, 2022
沖縄みたいに人気の地域なら「沖縄に行きたい」という欲求を喚起しやすいと思うかたもいるかもしれませんが、どんな地域でも、美しい景色もあるし、名所もあるはずです。
クッキング教室の地元の人にアピール
観光地としてそれほど人気がないという場合、人を地元から集める戦略も取れるはずです。
地域の主婦層にむけて、ホテルでクッキング教室を無料で開催します。
ホテルのシェフから学べるとなると、ある程度の人が集まってきます。
地域の主婦に喜んでもらい、おばちゃんパワーを味方にするのは超絶大事です。
ホテルは宿泊だけでなく、食事の提供もできます。
クッキング教室に参加したおばちゃんが家族を連れてランチを食べにホテルに来てもらうのです。
ホテルの予約状況に応じてはディナーも可能です。
ここで口コミ戦略を展開していきます。
インスタやTwitterで宣伝していただくと、次回来店時にワンドリンクサービスなど
プレゼントを用意して拡散を依頼です。
ここもネットのプレゼント企画と全く同じで、行動してもらうのにメリットを提示します。
「地域名＋ホテル」、たとえば、「島根 ホテル」のキーワードを入れて投稿してもらうようにすれば、かなり強力かと。
例：島根でホテルを利用するなら○○ホテルがおすすめ。ママ友でランチを食べに行き、ちょっとしたセレブの気分が味わえました。いつも利用するファミレスとは違いスタッフの対応がやっぱ一流ですね。美味しい食事が引き立てられました。(画像）
特別室の設置で単価アップ
売上を上げていくのに単価も大切です。
たとえば、
・スイートルーム1泊１0万円が2室（稼働率５％）
・普通の部屋A1泊2万円が10室（稼働率50％）
・普通の部屋B1泊1万円が３0室（稼働率60％）
これを次のようにかえます
・特別スイートルーム1泊２0万円が１室
・スイートルーム1泊10万円が１室
・普通の部屋A1泊３万円が５室
・普通の部屋B１泊2万円が20室
・普通の部屋C1泊1万円が１5室
稼働率５％のスイートルームですが2室とも使われることがなさそうなので１つを
さらに高級にしてしまいます。
部屋に露店風呂をつけるとか、夜景を楽しめるように工夫するなどして部屋の価値を高めるのです。
このような特別な部屋があるとワクワクしませんか？
これは商品単価をあげる作戦でもあり、20万円の部屋もあると思ってもらうことが大事です。
全体の稼働率が上がってきて部屋が足りない状況になってきたときに、10万円の部屋の稼働率があがるはずです。
20万円でなく、10万円に宿泊する人もでてくるはずです。
特に重要なのは普通の部屋の設定です。
元のプランでは２つしかなく、安い方を選んでいます。
ここを3段階にして価格に3万円を追加します。
そうすると、真ん中の2万円にお客があつまりやすくなり、売上が上がってきます。
普通のプランの3万円に泊まる人もでてくるはずです。
スイートには泊まれないけど、3万なら泊まれるみたいな人も。
商品の単価を上げると必然的に売上はあがるはずです。
闇雲にあげるのではなく、組み合わせをうまくやってより高単価なものを購入してもらえるようにすべきです。
クーポンを使ったクロスセル戦略
宿泊の利用されるお客さんにチェックインのときにクーポンを渡す戦略です。
ホテルにはいろんな施設があるはずでそれをクーポン利用で半額ぐらいで提供するのです。
・ラウンジでの飲食費
・卓球台
・マッサージ
ラウンジの飲食に4000円かかったら、2000円得しますよと具体的にメッセージを送ってあげましょう。
ただ、半額だけならイメージしにくいですよね。
土産物は半額は厳しいので10％オフとか。
多くの人が利用する土産物などは10％オフ程度にしておき、あまり利用されない、
つまり一部の人しか利用しないものは、稼働しないと収益が０なのでクーポンなどで
利用を促しましょう。
これはクロスセル戦略ですね。
マクドナルドでハンバーガーを頼むと、「ポテトはどうですか？」と追加で売ってくるやつです。
顧客の声の収集とレビュー拡散戦略
商売では新規客の獲得は既存のお客さんにリピートしてもらうより6倍労力がかかると言われています。
宿泊していただいたお客さんにリピートしてもらうのが超絶大事です。
そのためにきっちりとサービスについてアンケートを取ることは不可欠ですね。
利用者にホテルの評判をレビューしてもらうことは地元の人にもお願いしましたが、宿泊客にも使えます。
会計前にSNS投稿の画面を見せてもらえば、500円引きなどあれば、結構してもらえると思います。
自分のホテルのホームページなどにも利用者の声を掲載しておくのもよいでしょう。
まとめ
ネットビジネスでも店舗ビジネスでも基本的には同じです。
集客→教育→販売
の流れは全く同じ。
ホテルでなく地域のニーズを上げる部分も
